西都市東米良地区における地域支援事業

令和2年9月24日(木)11時より、複合型福祉施設仁の里の会議室において東米良仁の里デイサービスセンター(旧銀上小学校)の改修工事に係る入札を行いました。この旧銀上小学校は、6月の西都市議会において承認をいただいたので、併設の体育館を5年以内に解体撤去することを条件に西都市より無償で譲り受けたものです。当法人では、数年前から濱砂理事長が引き受けている東米良診療所や銀鏡診療所でのへき地医療の視察研修を新規採用職員等に実施してきました。その中で地域の方々と話す機会も増え、地域課題も少しづつ見えてきたこともあり、昨年度から東米良地区地域支援事業準備室を西都市銀鏡に設置しました。準備室を設置してから様々な課題を知りましたが、特に高齢化による地域課題が多々あることに気づき、まず手始めに4月より東米良ボランティアセンター事業を開始しました。登録制によるボランティアマッチングの事業でしたが、このコロナ禍ではなかなか紹介は難しいのが現状となっています。今後は、地域の皆様が利用しやすい介護サービスを目指し、旧銀上小学校を改修し通所介護事業所及び居宅介護支援事業所を設置し、支援していきたいと考えています。また、東米良地域においては、地域住民による「NPO法人 東米良創生会」が発足し、子育て支援等を計画しているとのことでしたので、NPO法人と連携をし東米良地域における地域支援事業に取り組んで行きたいと思います。

入札風景

理事、監事による開札調書の確認(左より櫻川理事、森永監事)